Q1.トレーラーやパーツを直接購入はできますか? また、どこでトレーラーを購入すればよいのでしょうか?

トレーラーの販売につきましては販売店さんにお願い致しております。 お問い合わせフォームもしくは、メールにお名前、ご住所、ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号、 FAX番号)、用途(何を積載するのかなど)をご記入の上お問い合わせ下さい。弊社または販売店さんよりご連絡差し上げます。 ※主な販売代理店さんのご紹介はこちらからです。

Q2.トレーラーを牽引するのには特別な免許が必要ですか?

牽引重量(トレーラー本体と積載物の合計)が750kgまでならば牽引免許は必要ありません。 また、大きさに関しても制限はありません(但し車両制限令により 全長12m《牽引車とトレーラーの全長》、幅2.5m、高さ3.8mを越える車輌は認められません。 最大積載量750kgを超えるトレーラーを牽引する場合には、牽引免許が必要になります。 最も需要の多いPWC一艇積みやアルミボート積載用のトレーラーの場合は牽引免許は通常必要ありません。

● 道路交通法改正前(平成19年6月1日以前)
免許種類最大積載量車両総重量乗車定員
普通5トン未満8トン未満11人未満
大型5トン以上8トン以上11人以上

Q3.自分の車に対応しているヒッチメンバーはありますか?

ヒッチメンバーに関しては車種対応表をご参照下さい。 ヒッチブラケット・ヒッチメンバー車種対応表 また、対応表にない機種につきましては販売店さんにお問い合わせ下さい。その際車検証のコピーをお持ち頂けると分かり易いです。 また、車検証上に未記載な情報として通称名・グレード等お分かりになる範囲でお教え頂けるとヒッチメンバーの選定がスムーズに行えます。

Q4.トレーラーのナンバー取得で用意しなければならない書類はありますか?

基本的に自動車と一緒ですので、普通車の場合は 印鑑証明書(発行日より3ヶ月以内のもの)・車庫証明書・実印(登録を代行してもらう場合は委任状)です。軽自動車の場合は住民票と認印です。

Q5.トレーラーの車庫証明を取得する場合、なにか車庫に条件はありますか?

トレーラーもナンバープレートを交付される車ですので車庫証明は必要になります。 軽トレーラー【黄色のプレート】の場合はトレーラー登録後に車庫証明を提出しなければなりません(人口30万以上の自治体) 普通トレーラー【白のプレート】の場合は車庫証明がないと登録できません。車庫の位置については基本的に自動車と同様で使用の本拠の位置から2km以内になければなりません。但し一部マリーナなど条件を満たす管理地内であれば遠隔地でも車庫証明を取得することはできます。詳しくは販売店さん等にご相談下さい。

Q6.トレーラーの保険はどうなっていますか?

登録時に必ず自賠責保険に加入してますので(加入しないと登録できません)車検がついている限り自賠責保険には加入してます。 任意保険に関しては連結時はトレーラーの車検証に記載されている牽引車輌の保険がそのまま適用される場合が多くなってます。しかし最近の保険契約項目の細分化に伴い一概に言えない面もあります。 トレーラーをご購入された際は牽引車輌の契約している保険会社にお問い合わせされることをお勧め致します。

Q7.牽引車輌にヒッチメンバーを取り付ける際は、改造申請などの手続きが必要ですか?

規制緩和により、認定製品(メーカー品。自作は不可)であり、ボルト取付であれば改造申請は不要です。

Q8.トレーラーを登録する際、牽引車輌は1台に決めないとダメですか?

トレーラー登録時の牽引車輌は、前述した連結検討さえクリアできれば、何台でも追加登録可能です。

トレーラーからボートやPWCの積載物が後ろに飛び出していても大丈夫ですか?

トレーラーからの積載物の後部はみ出しについては牽引車輌とトレーラーを合わせた連結全長の一割までは認められていますが、PWCやボートのハル(船底)への負荷等を考慮するとなるべくバンク(船台部)に後端が収まるのが好ましいと考えます。

Q.10PWCの3人乗りや4stモデルなどでも軽規格のトレーラーに積めますか?

軽規格のトレーラーの最大積載重量は350kgまでと決まっています。最近のPWCはどんどん大型化する傾向にあり、それに伴い重量も増し、乾燥重量で300kgを超えるものが増えてきました。 トレーラーの最大積載重量は、積載するものの総重量であり、乾燥重量ではありません。 燃料、オイル、バッテリーなど、通常PWCを使用するときに必要なものをすべて積んだ状態で重量を計算する必要があります。 3人乗りクラスはガソリンタンク容量も大きく、だいたい50~70リットルくらい入ります。 そうすると、ガソリン1リットルの比重は約0.7ですから、タンク容量を3人乗りモデル全体の平均である60リットルとしても約42kgになります。 他にバッテリーやオイルもありますから、乾燥重量が310kgを越えているPWCは、軽規格のトレーラーに積載することは難しいと考えた方が良いでしょう。 もし、軽規格のトレーラーで最大積載重量を超えるPWCを積んで事故があった場合は、保険が下りない場合などありますから充分注意してください。

Q.11トレーラーを牽引する車輌には制限がありますか?

牽引車輌について特に制限はありませんが、トレーラーの重量及び積載重量に応じて連結検討書をクリアする牽引車のスペックが必要になります。 牽引車の車両重量やブレーキ制動力が大きく関わってきます。 ご購入を検討される場合は事前に販売店さんにご購入予定のトレーラーが牽引可能かどうか車検証のコピー等をお持ちになりご確認されることをお勧め致します。

Q.12ヒッチメンバー(牽引装置)の牽引能力にもクラス分けがあるのですか?

ヒッチメンバーの牽引能力については国内規格に於いてA=400kg B=550kg C=750kg とクラス分けがなされています。ヒッチメンバー対応表の 等級に記されているA~Cがそれにあたります。そのクラスまでの牽引重量を保証するものであって、それ以上の牽引重量については保証対象外となります。  近年のモノコックボディー車は衝突安全ボディーを採用しているため、ヒッチ強度よりも車自体のフレーム強度が不足してしまう場合があります。そのためあまり重いものを牽引出来ない車輌もあります。