3.駐車場・有料道路の利用

トレーラーは、一般乗用車とは駐車場や有料道路での扱いが異なります。一般乗用車用の駐車場では駐車 スペースが自動車1台分になっていますので、ほとんどの場合トレーラーの駐車ができません。 また、 トレーラーが駐車できる駐車場でも多くの場合、駐車料金が異なります。 有料道路の場合も、通行料金 が一般乗用車とは異なります。 駐車料金や通行料金などトレーラーの場合、料金を明記しているところは 多くありません。そのほとんどが乗用車よりも高くなりますが、大型車の料金を請求されたり、トレーラー 用の料金が決まっていないのが現実です。 また決まっている場合でも牽引車とトレーラーの大きさに よって料金が異なります。

◆PWC ZERO500Bで高速道路を利用した場合

高速道路の料金体系を例にするとPWC ZERO500Bの場合、5や3ナンバーの普通乗用車は、中型車扱いとなります。 また、少し大きな四輪 駆動車(1ナンバーの場合)など、もともと中型車扱いの車両で牽引する場合は、大型車扱いになります。 このように牽引する車両と 牽引されるトレーラーによって料金が変わってきます。 高速道路の場合、料金については日本道路公団のハイウェイガイドなどで確認 することができます。
※下記参考資料を参照

高速道路の車種区分 (参考資料)
車種区分自動車の種類
軽自動車等
軽自動車
二輪自動車(側車付を含む)
普通車



小型自動車
普通乗用自動車
トレーラー
(牽引軽自動車と被牽引自動車(1車軸)との連結車両)
中型車







普通貨物自動車
(車両総重量8トン未満かつ最大積載量5トン未満で3車軸以下のもの及び被牽引車を連結していないセミトレーラー用 トラクターで2車軸のもの)
マイクロバス
(乗員定員11人以上29人以下で車両総重量8トン未満のもの)
トレーラー
(牽引軽自動車と被牽引自動車(2車軸以上)との連結車両及び牽引普通車と被牽引車(1車軸)との連結車両)
大型車












普通貨物自動車
(車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上で3車軸以下、及び車両総重量25トン以下(ただし、最遠軸距5.5m未満又は車長9m未満のものについては20トン以下、最遠軸距5.5m以上7m未満で車長9m以上のもの及び最遠軸距7m以上又は車長9m以上11m未満のものについては22トン以下)かつ4車軸)
バス
(乗員定員30人以上29人又は車両総重量8トン以上の路線バス車両総重量以上で、乗員定員29人以下かつ車長9m 未満のもの)
トレーラー
(牽引普通車と被牽引自動車(2車軸以上)との連結車両、牽引中型車と被牽引車(1車軸)との連結車両及び牽引大型車 (2車軸)と被牽引自動車(1車軸)との連結車両)
特大車








普通貨物自動車
(4車軸以上で、大型車に区分される普通貨物自動車以外のもの)
バス
(乗員定員30人以上のもの及び車両総重量8トン以上で車長9m以上のもの(路線バスを除く))
トレーラー
(牽引中型車と被牽引自動車(2車軸以上)との連結車両、牽引大型車と被牽引車との連結車両で車軸数の合計が4車軸以上の もの及び特大車が牽引する連結車両)